確かに、専門家やカリスマの言葉には重みがあります。
それでも、一般的な英語学習者にとっては、実際にがんばっている人に接する方がずっと、ずっと影響力が大きいのかも…
そこで、当ブログではクレデンシャルズでがんばっていらっしゃる受講生の方々を紹介していきたいと思います。
前回
「時間は“買ってでも”創り出す ― K・Cさん Part 1」の続き、TOEIC 860目標早朝クラスで学ぶK・Cさんのご紹介Part 2です。
意外と泥臭い?Kさんは授業開始10分前には着席し、パンをコーヒーで流し込みながらテキストに目を通す。
担当講師の“気が利かない”、“余計な”話し掛けにも気さくに応じつつ、レッスンへの準備を着々と進める。
こうしたルーティンは大雪の朝にもまったく変わらない。むしろ、悪条件はいつもより早く教室入りする理由になる。
試験1か月前の直前対策は毎回必ず受講し、解法を徹底的にトレーニング。
同時に、リーディングを時間内に全問終わらせるための解法を自分なりに工夫し、何度も何度も繰り返した。
しかし、こんなKさんにとっても、激務との両立は決して楽ではなかったようだ。
何よりも、努力がスコアに反映されるまでは、ひたすら我慢の日々が続いたのではないだろうか?
どうしても気分が乗らない時は、大前研一氏が発信する動画を見ることにより自分を追い込んだという。
http://www.youtube.com/watch?v=AVeyx98cNgw&NR=1
「はじめは思ったようにスコアアップしなくて、正直、不安に思うこともあったんですけど、リスニングには手ごたえを感じるようになってきたんですよね」努力が実を結んだのは今年1月になってからのこと。
目標の650点を大きく上回る715点を獲得。
翌月、会社で受験したIPテストでは720点。
「リーディングで全問解答できるようになったことが大きいですね」確かな手ごたえを感じた。
会社で要求するレベルは無事クリア。
しかし、千葉さんはさらに上を目指す。
次回5月30日の公開テストでの目標は760点。
現在取り組んでいるのは、今までに解いた問題の英文を習熟すること。
闇雲に問題数をこなすだけではなく、英文をサイトラすることにより重要表現や文法事項を確認したり、音読を繰り返すことにより、英文を“体で覚える”ようにしている。
なぜ920点?将来的には920点取得が目標。
はやくも先月(4月)からは、早朝クラスに加えて、土曜日の900目標クラスも受講するようになった。
今月のスケジュールは体力的にも極めてハード。
12時から15時 (3時間) ⇒ 直前対策クラス
休 憩 (30分) *保障なし!
15時30分~18時30分 (3時間) ⇒ 900点クラス
各レッスン時間は延長されることも珍しくないため、休憩時間の大部分が削られてしまうことも珍しくない。
ほとんどぶっ通しで6時間以上もレッスンを受講した後は完全に消耗し切っている。
高校野球や高校サッカーでは、東北の子よりも東京の子の方が泥臭い、という評価を耳にしたことがある。
Kさんと接していると、その評価もあながち嘘ではないように思える。
それにしても、なぜ900点じゃなくて920点が目標?
Kさんには、近年、グローバル市場で圧倒的な存在感を示している某韓国企業への強い対抗意識があるのかもしれない。
「だって、危機感、すごく感じるじゃないですか?このままじゃ、日本人、かなりヤバイなって」出会った当初のスマートなイメージは微塵もない…
5月30日の公開テストまであとわずか。
今は仕事以外の時間の大部分を英語に費やす毎日だ。
<後 記>
一度、駐車場でKさんの車を移動するために、鍵をお借りした時のこと。
エンジンをかけるや否や、大音量でTOEIC新公式問題集のCD音声が!
ちょっとした移動の間もしっかりと聴き込んでいるんだなぁ、って大いに感心した記憶があります。
ちょっとした隙間の時間を有効に使うのが本当に上手い。
また、最近、彼との会話であらたに発見したのが「チェックする場」としてのクラスの役割です。
「問題を解くにしても、正解へのプロセスが正しいかなんて自分一人ではわからないじゃないですか。音読の練習にしても、自宅で一人でやるとなると複数のsとか三単現のsとか適当になってしまうかもしれないし…。何より辛いですよね…」チェック機能を果たすために、講師としてのスキルも大いに磨き続けなければ、とあらためて引き締まる思いでした。
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自分の甘さを思い知りました。
私もちょっとがんばってみようかな・・・
900なんて夢のまた夢だけど